アメリカン食堂

MMORPG「黒い砂漠」のプレイ日記。本場アメリカン家の活動をつづります。

ゲームの奇妙なプレイ空間

初めまして、黒い砂漠でフンドシがないニンジャを嗜んでおります
零月と申します。

天さんのブログは好きでこっそり読者してたのになぜかお声がけを頂き、

面白い事を書く自信ないけど、
何か楽しいことを共有できたらなと参加させて頂きました。
 
自分の説明は難しいんですが、ニンジャのフンドシがないことでここ3年ほど連絡帳へ書き込み送信する修行をしておるものです。なお同業者歓迎。
 
最近砂漠のネタがなくて悩んでおりましたが
ないものはなかった・・ということで
 
初回からぶっとばしてちょっと変わった方向から別ゲの話しますが
お付き合いいただければ幸いです。
 
 

 

 

どういうわけか最近は少年の心が騒ぎ立てるので、ちょっと遠い純粋なゲームセンターへ足を運ぶことが多くなっている。
 
純粋な、というとわかりづらいけれどUFOキャッチャーや写真撮るヤツ系が中心ではなく、ビデオゲームの部類が多いところのこと。そして僕が行き始めたところは20年以上前のゲームが稼働している文化的にも貴重なお店のようだ。
 
目的は最近稼働を始めたKOF14こと、THE KING OF FIGHTERS XIV Arcade Ver.をプレイするため。Steam版とアケコンを買って慣れてきたので「有名人な方達も楽しむアーケードとやら」に興味が出たというなんとも真剣味がない理由。
どんなコミュニティがあるんだろう、Twitterでみるようなコミュニティがあるのかな?という興味も出た。
(つーかMMOやってるのになんでいきなり格ゲーとかしてるんだよ!ってのはまた別の機会に)
 
何より、子供の頃に友達の家で一緒にプレイしたような同じゲームをプレイしている連帯感が懐かしかったのもある。ちなみに実際は近辺に知り合いなど一人もいないのでビビりながら遊ぶドMプレイになっている現実だけども。
 
近くにもゲームセンターはあるが格闘ゲームはあまり稼ぎ柱にならないのか、設置していないことが多い。いろいろ調べた結果、昔のゲームも稼働している興味もあり、少し遠方にはなるが某ゲームセンターさんを選んだ。闘神祭の予選を行っているお店なので観戦もできるかもしれないしね。
 
 
初見訪問時、少し戸惑った。
このタイプのゲームセンターに行く人達からみるとちょっといないタイプなのか、
なんだか自分は浮きまくっていた。うろうろしていたらスタッフの方に教えて頂いたりしたので難を逃れる・・初心者すぎるのにありがたかったです。ネシカとかわからなかったし!
 
 台はあいていたんだけどもね・・
「発動コンボもできないザコが台を占領してんじゃねーよ」などとお兄様達から叱責されたらどうしましょう・・と本当に下手くそなので、あまり人こなそうな喫煙可エリアの隅っこでプレイ(小心者)。
 

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ククリさん(右)はなかなか楽しいキャラです・・

 

周りから小気味よくボタンを連打する音も聞こえず、今日は霊圧を感じないぜ・・・などと勝手にやたらビビりながら、順調にストーリーモードを進めていたそのとき。
 
 
背後に気配を感じる・・!!!
 

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(アントノフさんみたいなお兄様だったらうれし・・いや存在のピンチである。)
 
順番待ちかな・・と思っていたら真後ろにある筐体のゲームを始めた様だった。
ターゲットが自分ではないことを察し(?)、安心してゲームに集中。
 
プレイ終了後、立ち上がって移動しようと振り返った。
先ほどの気配主の背中が見える。
小さな背中。
小学生くらいの少年だった。
 
その少年が僕も知らない位昔に作られたであろうレトロなシューティングゲームをちょっと丸まった背中でプレイしてるのである。
 
喫煙可能エリア且つ、自分の生まれる遙か昔のゲームをコーナーの片隅でやっている。その重なる意外性に自然とその場で足がとまった。
 
調べないとこのお店の存在もわかりづらいであろうし、
雰囲気的にも小学生が一人で入るのは困難だと考えるが、どんな理由でここを選んでこのゲームやってるんだろう。
 
と同時に。
 
背中合わせに最新のシステムが利用されたアーケードゲームをやる大人と
自分が生まれる遙か昔に作られたアーケードゲームをする小学生少年という構図が
なんとも可笑しくて。
 
奇妙な時間のゆがみがそこに生じているみたいでほんのちょっとSFな気分だったね。
 
写真か絵にしたい構図だったなあ。
誰か描いて
 
MMOも大好きだし、オンラインで同じことも実現できる技術的進歩により
ゲームプレイの柔軟性も増して便利にプレイが出来ることはありがたい。
 
それと比較すると、場所も時間もそしてプレイできるゲームも探して
選ばなければいけないゲームセンターだけど
 
そこにはそこでしか生まれないプレイ空間が存在していて
やっぱり残って欲しい施設でもあるなと。
 
背中合わせプレイから生まれる不思議な異世界も面白いなあと思う
夏の昼下がりでした。
 
もうワンコイン分プレイして奇妙な時間をもうちょっと作っていたかったかも。
 
ゲーム好きな方ならそんな異世界体験も素敵かなって思うので
是非一度足を運んでみてください。
 
 
 羽がはえる少年とかにも会えるかも知れません・・

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